金属加工
SPCC(冷間圧延鋼板)
SPCCは、主に、曲げ加工やプレス加工、簡単な絞り加工を施すのに適した素材で、柔らかく、成形性・加工性に優れた特徴をもちます。 SPCCの特徴 SPCCは冷間圧延鋼板の中では一般的な用途で使われます。 ミガ […]
SECC(冷間圧延鋼板)
SECCは、SPCCに電気亜鉛めっきを施したものです。 SECCの特徴 冷間圧延鋼板であるSPCCを元に、電気亜鉛メッキをした鋼板です。 SECCに成分の規定はありませんが、メッキ前の現板に成分規定がある場 […]
S45C(機械構造用炭素鋼)
S45Cは、機械構造用の炭素鋼鋼材としては最も流通量が多く一般的な素材です。 S45Cの特徴 炭素鋼鋼材S-C系に分類され、「機械構造用炭素鋼鋼材」と言われるJIS規格で規定された鋼材です。 […]
S50C(機械構造用炭素鋼)
S50Cは、機械構造用の炭素鋼鋼材として、必要な強度に応じてS45Cと使い分けされる材料です。 S50Cの特徴 炭素鋼鋼材S-C系に分類され、「機械構造用炭素鋼鋼材」と言われるJIS規格で規定された鋼材です […]
SS400(一般構造用圧延鋼材)
SS400は、SS材(一般構造用圧延鋼材)の中でも流通量が多く、代表的な材料です。 一般構造用圧延鋼材の材料記号は「SS(Structural Steel)」で表されSS材とも呼ばれており、数字は最低引張強さを表していま […]
A1050(純アルミニウム)
A1050は、アルミニウム純度99.50%以上の純アルミを指します。 A1050の特徴 A1050は一般的なアルミ合金に比べると強度は劣りますが、曲げや絞り加工性、表面処理、導電性、熱伝導性、赤外線の反射に […]
A5052(Al-Mg系)
A5052は、Al-Mg系のアルミ合金の中で中程度の強度を持ち、市場で最も多く流通している素材です。 A5052の特徴 A5052は耐食性、成形性、耐海水性、および溶接性に優れています。 非磁 […]
A5056(Al-Mg系)
A5056は、主に押出し又は引抜丸棒材で、アルミ合金丸棒で最も汎用性の高い材料です。 A5056の特徴 A5056は耐食性、成形性、耐海水性、および溶接性に優れています。 曲げ加工をはじめ、切削加工や旋削加 […]
SUS303(オーステナイト系)
SUS303は、SUS304に硫黄やリンを添加して削りやすくした材質です。 SUS303の特徴 SUS303はSUS304とともにオーステナイト系ステンレスに分類され、硫黄やリンを添加し、切削性や耐焼付性を […]
SUS304(オーステナイト系)
SUS304は、ステンレス鋼の中で最も流通している材質です。 SUS304の特徴 SUS304は成分にクロムとニッケルを含むオーステナイト系ステンレスに分類され、ステンレスの中では最も広く流通しています。ま […]
SUS316(オーステナイト系)
SUS316は、SUS304にモリブデンを加えることで、海水や各種媒質への耐食性を向上させたステンレス鋼材です。 SUS316の特徴 SUS316は、SUS304にモリブデンを加えることで、引張強度等の機械 […]
SUS430(フェライト系)
SUS430は、フェライト系ステンレスの代表的な材料です。 SUS430の特徴 SUS430は、300番台がクロム・ニッケルを含むのに対し、クロムのみを含むステンレスです。 SUS304と比較すると全体的な […]
C1020(無酸素銅)
C1020は、純度が99.96%以上の純銅です。 C1020の特徴 C1020は、純度が99.96%以上と高く、添加元素がないため、熱伝導性、導電性、加工性、耐食性、耐候性が良い半面、強度が合金に比べて劣り […]
C1720(ベリリウム銅)
C1720は、は高性能ばね用として用いられるベリリウム銅です。 C1720の特徴 銅合金の中では最高の強度を持つ析出硬化型の材料です。 銅にベリリウムを添加した銅合金で、耐食性、加工時(析出硬化前)は展延性 […]
C5191(りん青銅)
C5191は、は優れた強度とばね特性を持ち、錫を含む材料です。 C5191の特徴 C5191は、ばね材に適した材料です。スズ含有率が5.5~7.0%であり、スズ含有率が増加すると金属強度が上がりますが、導電 […]
A2017(ジュラルミン)
A2017は、ジュラルミンとも呼ばれるCuやMgを含んだ高強度型の熱処理合金です。 A2017の特徴 A2017は強度に優れ、環境によっては鉄鋼材料に匹敵します。 切削加工性も高く、鍛造することも可能です。 […]
A7075(超々ジュラルミン)
A7075は、超々ジュラルミンとも呼ばれるアルミ合金中最高クラスの強度を持つ材料の一つです。 「JIS H 4040」で規定されるアルミ合金で、「T6処理(溶体化処理後、人工時効硬化処理)」と呼ばれる冷間加 […]