3Dプリンター活用事例(金属AM特集)

3Dプリンター
2022年1月14日


今回は、イギリスの金属3Dプリントの情報発信誌にて掲載されている事例を紹介します。

 

セミコン製造における温度管理

ポイント

・AM 技術を用いて複雑形状の吸着ステージの製造を実現

 この形状により、より高度な温度管理が可能となり、シリコンプレートの製造効率が約6倍上昇。

 また、EPE(温度変化によるずれ)を軽減にも成功。(p.126 fig.4参照)

・AM 技術を用いて複雑形状の油圧マニホールドの製造を実現 (124)

 従来は板金、バルジ成型、パイプベンダーで製造された部品をアッセンブリしている形で製造していた。

 AM を利用し、一体で最初から製造する事が可能になり、形状もより最適化された。

 形状の最適化により、液体誘導率が従来品の190%を実現。

・AM 技術を用いて複数部品を一体化製造された光学部品(p. 125 fig.3参照)

 DfAM設計を活用し、部品数を大幅に削減した一体化製造を実現

 従来より50%の重量になり、熱質量も大幅に減少

 製造プロセス中のコンベア移動がより高速化

 AMならではの形状により、剛性が23%向上

 

参照元:

Metal AM Vol.7 No2 Summer 2021 p.123-126

 

マスカスタマイゼーションにおける金属AMによる工程改善

ポイント

・自転車クランクのマスカスタマイズ

 レース用自転車のクランクの内部をラティス構造にして軽量化に成功(p. 138 fig.2参照)

・自転車用ジョイントブラケット

 自転車のマスカスタマイズ部品を使用する場合、パーツ間を繋げるジョイントもカスタムが必要な場合がある

 その為、実際にパーツを取り付けたり、取り付けた後の乗り心地等を確認するブラケットもAMで製造される

 製造されたブラケットはシートチューブ、ダウンチューブ、リアウィールチューブとクランクを繋げることが でき、一体製造で作られている

 

参照元:

Metal AM Vol.7 No2 Summer 2021 p.137-140

 

今回の事例は全て海外で発行されている Metal AM というオンライン無料雑誌からピックアップし、まとめました。

同紙は年に数回発行され、AM技術に関する最新情報や事例が多く紹介されております。

今後も業界紙より弊社で厳選した事例のまとめをお送りしていきますので、楽しみにお待ちください。