メカトロニクスとは

技術基礎

 メカトロニクスの定義は幅が広く明確ではありませんが、機械工学(メカニクス)と電子工学(エレクトロニクス)を合わせた造語で、機械に複雑な動作をさせるために、電子回路によって制御することを目的とした技術分野のことです。

 機械工学と電子工学を基礎としており、現在では情報工学も含めてメカトロニクスの基礎となっています。

 昔の機械はメカニクスのみで動いていましたが、エレキやソフト分野の発展により、現在の機械装置はほとんどがメカトロで成り立っています。

 工場のFA化は勿論のこと、時計や掃除機などの家電製品から、自動車や医療機器まで多岐にわたります。

 

 メカトロニクス化による効果

 一つの機械でも、ソフト制御により多種多様な動作が出来るようになりました。

 これにより機械内部の複雑な機構が不要となり、小型化も可能になりました。

 また、装置自体にセンサーを搭載することで、位置・誤差の調整や誤作動の検出ができるようになり、高速かつ高精度の動作が可能となりました。

 これにより信頼性が向上し、人の手から離れて自動で動作させ続けることも可能です。

 

 メカトロ製品の例

 

 足踏み式ミシンが電子ミシンとなったことで、機能が大幅に向上しました。

 サイズが小型となり、持ち運びが容易になりました。

 針の動きも単純な上下運動なだけではなく、設定により様々な細かい動作が出来ます。

 機種によりますが、縫い終わりに自動で糸を切る機能や、針の停止位置を一定の位置に合わせる機能もあるようです。

 

 足踏みミシンについて

 机に固定されており、足元のペダルを踏むことでクランクなどの機構部品が連動して動き針が上下に動作する仕組みなので、電気がなくても使用できます。

 ペダルの動作と連動しているので、踏み方で針の速度を調整します。