黒アルマイトから低反射アルマイトへの変更事例
カブクの加工事例
低反射アルマイトの事例
製造現場の画像検査において、歩留まりを左右するのは「光の制御」です。今回ご依頼いただいたお客様は、製品をカメラで検査する際に発生する迷光(反射光)が測定誤差を招き、頻繁なエラーに悩まされていました。
原因は、従来の「黒アルマイト」にありました。可視光下では黒く見える表面処理であっても、赤外線カメラを用いた検査環境下では、わずかな反射を拾ってしまうのです。
そこでカブクがご提案したのが、表面処理を「低反射アルマイト」へ変更するソリューションです。低反射アルマイトは可視光から赤外光領域まで極めて高い吸収率を誇り、フラッシュ照射時でも反射を最小限に抑制します。結果としてコントラストが明確になり、赤外線カメラによる安定した検品が可能となりました。
さらに、本手法は光学性能だけでなく物理的にも強化されます。一般的な黒アルマイトと比較して、硬度、耐熱性、耐剥離性が格段に向上。光学機器のカメラレンズや鏡筒、測定機にも採用されるこの技術は、過酷な環境下でも被膜の劣化が少なく、長期にわたり安定した性能を維持します。
材質を変更せずに表面処理の仕様を見直すだけで、光学性能と耐久性の両立という課題を合理的に解決できるのです。
検査機のエラーにお困りの方や反射光の抑制をご検討の方へ、今回ご紹介した事例のほかにも、弊社独自の協力工場ネットワークを活かして最適な表面処理を提案させていただきます。
ぜひお気軽にカブクまでご相談ください。

| 材 質 | A5052 |
|---|---|
| 工 法 | – |
| 表面処理 | 低反射アルマイト |
| サイズ | – |
| 特徴詳細 | 紫外線や赤外線を吸収する機能性アルマイト |
