既存部品から測定作図し、製造した事例
カブクの加工事例
既存部品から測定作図し、製造した事例
今回のお客様であるヨーグルト製造工場では、設備部品や消耗品をヨーロッパのメーカーから調達していましたが、円安の進行や物価高によって調達していた部品が製造中止となってしまいました。この機械部品においては、詳細な図面が手元になく、このままでは調達が困難な状況でした。
そこで、カブクでは、協力工場ネットワークから測定・製図に対応できるサプライヤーを探し出し、部品の現物から精密な測定を行い、図面を作成。これにより、日本国内での製造体制を整えることができました。
結果として、単価は11万円から7万円へ、納期は1.5ヶ月から2週間へと大幅に改善。初回は測定・作図費用が発生しましたが、一度図面を作成したことで、将来にわたり国内での安定供給が確保できるようになりました。
この事例のように、図面がない部品でも、現物から図面化することで、コスト削減や納期短縮だけでなく、サプライチェーンの安定化にもつながります。部品や設備機械の老朽化にお悩みの場合や、現在の調達先が製品の製造を中止した場合など、幅広いケースでご対応できますので、ぜひお気軽にカブクにご相談ください。
材 質 | A5056 |
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工 法 | 切削加工 |
表面処理 | – |
サイズ | 322.5mm × 56mm × 15.5t |
特徴詳細 | 既存部品から測定作図し、部品製造 |