カブクコネクト

歯車加工(内歯車・遊星歯車)

カブクの加工事例

歯車の材質変更事例

今回は、現在使用している機械部品の材質を変更した事例をご紹介します。

お客様にて設計された減速機で使用している歯車は、これまで鉄系の材質を使用していましたが、アルミ製のものへご変更を検討されており、試験導入することとなりました。

それまで使用していた材質を変更するには、ただ新たな材質で調達すればよいわけではなく、変更によって起こりうる課題の抽出や変更設計など、多くの調整が必要となります。

そこで、課題抽出から変更設計、部品調達までをまとめて依頼できるカブクへとお声掛けいただきました。

 

ご依頼いただいたのは、シビアな加工精度が要求される遊星歯車機構で、限られた予算内で品質を担保しなければなりませんでした。

そこで、内歯車加工前の素材を加工費の安価な海外から調達し、内歯車と、噛み合う遊星歯車の加工を国内の専門業者へ依頼することで、コストを抑えながら品質の担保を行いました。

今回の事例のように、途中で製造工場が変わる場合でも、カブクで予算・品質・納期等の管理を行い、ご希望に沿った製品をお届けいたします。

お客様からは、「希望通りの製品が調達できた。材質変更となる理由を理解したうえで変更設計・調達まで任せることができた点がよかった」とご満足いただくことができました。

 

カブクは丁寧なヒアリングと豊富な提案でお客様の声にお応えいたします。自社だけで解決できない課題をお持ちのお客様は、ぜひ一度ご相談ください。

材  質 A5052
工  法 切削加工、ワイヤーカット
表面処理 なし
サイズ 内歯車の外形寸法:φ265mm x L141mm
内歯車の仕様:モジュール3.0 歯数53枚と62枚 (2段)
遊星歯車の外形寸法:φ64.2mm x L34mm
遊星歯車の仕様:モジュール3.0 歯数19枚
太陽歯車の外形寸法:φ65.1mm x L85.5mm
太陽歯車の仕様:モジュール3.0 歯数19枚
特徴詳細